ウルトラセブン＆登場怪獣・宇宙人ソフビフィギュア（バンダイ）12体セット「ウルトラマン」に続いて製作された「ウルトラセブン」（放送的には「キャプテンウルトラ」が間に挟まれる）は、ベトナム戦争真っ最中の世相を受けて、超常事件全般を扱う科学特捜隊とは違い、宇宙からの侵略戦争限定に戦う軍隊、地球防衛軍のウルトラ警備隊が舞台の中心になる。特撮的にはイギリスの「サンダーバード」の影響で各種戦闘機のミニチュアに力が注がれた。設定上、怪獣は宇宙人が使う生物兵器に成り下がって悲しい限り。怪獣が登場さえしない回も多く、不満が残る。その一方で、軍拡競争や、民族紛争などの社会問題にアダルティックに言及する名作が多いのも確か。初放送時、まだ生まれたばかりの出品者は間に合わず、「ウルトラマン」同様、再放送や児童書、怪獣フィギュアを通じて親しんだ。このあと「帰って来たウルトラマン」で確立され、延々と続く“ウルトラマンシリーズ”の系譜を俯瞰して見ると、「ウルトラセブン」はかなり異質と言うか異色作であるように思える。だからこそ平成になってからも続編が作られたりしているのだろう。セブンの世界はセブンでしか語れないのだ。そんなウルトラセブンの登場怪獣・宇宙人のバンダイ製ソフビフィギュアを1983年～2000年までに流通した旧造型を中心に12体セット（バラ売り）で出品。詳細の一覧は下記。■ウルトラセブン　高16.5（cm）■カプセル怪獣 ミクラス　高14.5■カプセル怪獣 アギラ　高11.5/奥16■ロボット怪獣 クレージーゴン　高11.5/幅15■分身宇宙人 ガッツ星人　高14.5■反重力宇宙人 ゴドラ星人　高15■放浪宇宙人 ペガッサ星人　高16■地底ロボット ユートム　高15.5■凍結怪獣 ガンダー　高16.5■宇宙怪獣 エレキング　高16.5/奥17■双頭怪獣 改造パンドン　高15.5/奥13.5■宇宙竜 ナース　奥29あくまでも個人所蔵の現状品につき、写真参照の上、完品をお求めの方はご遠慮ください。